株式会社リソース・インターナショナルは海外の最新トレンドを「Resource News」としてお届けしています。
株式会社リソース・インターナショナルより
海外の最新トレンドを「Resource News」としてお届けしています。 |
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サステナブルなアートワークが発売されました。
ベルギーのアートワークブランド「GARDECO」より、サステナブルなアートワークが発売されました。製作を手掛けたのはブラジル人のデザイナー、ドミンゴ・トトラ。持続可能性を大きなテーマとして掲げ、リサイクルされた段ボールを主原料とし、天然色素で着色しています。「Vaso Formigueiro / 蟻塚の花瓶」と名付けられたこのシリーズは、強い日差しに照り付けられる母国ブラジルの丘の雄大な風景を表現しています。
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Viso Formigueiro シリーズ / リサイクル段ボール デザイナー:Domingos Tótora デザイン及びサイズ各種
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1月9日から12日まで、ドイツ・フランクフルトでは世界最大級のテキスタイル国際見本市「ハイムテキスタイル2024」が開催されました。
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ハイムテキスタイルは2020年に50周年を迎え、長い歴史の中で名実ともにインテリア・マーケットの重要な地位を築いてきました。ハイムテキスタイルで発信されるテキスタイルトレンドは業界の指針となっています。
今年は昨年に比べ、出展者は2,400社から2,600社へ、来場者は44,000人から46,000人と増加。昨年の3年ぶりの通常開催以降、緩やかにコロナ前の状態へと戻りながらも、落ち着きある様子が伺えました。
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今年の大きな目玉となったのは、ホール5.1。
「カーペット&ラグ」のエリアが新たに設けられました。
これまでも、カーペット類の出展者は散見されましたが、カーペット&ラグに特化したセグメントを作り一つのホールに集めて展示することで、新たな出展者・来場者を呼び込みます。より魅力ある展示会へと進化する一歩を踏み出しました。
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「カーペット&ラグ」のエリアには、手織りから機械織りカーペット、天然素材ラグ、マット類など、様々なカーペット類が展示。ベルギー、中国、エジプト、ギリシャ、トルコ、インド、イタリアなどから100社ほどの出展者が集結しました。
家具店、カーペット業界、DIYショップ、専門店などのあらゆるバイヤーのニーズを満たす幅広い出展となり、今後の動向が楽しみです。
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いくつものホール(建物)の中で、ホール番号「4」のホールは、ブランド性を大きく打ち出してテキスタイルビジネスを運営しているエディターやマニュファクチャーなどが出展する華やかなエリアで、トレンドが見て取れるホールとなっています。
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今年の新コレクションの傾向は、昨年までの傾向を引き継ぐような穏やかな色、グレー系ミックス糸、テクスチャー感(ブークレー)、イン&アウトドア用、再生ポリエステルといった製品が、引き続き多く見られました。
コロナ禍前後から、防汚性を謳った商品がポピュラーになりました。撥水性により汚れの付着を妨げたり、ナノテクノロジーによる加工で水だけで簡単に汚れが落とせるといったものです。そうした機能性の流れの中に、「ペット・フレンドリー」を謳った商品が増えてきました。防汚性と耐久性を備え、ペットの爪に優しいマイクロファイバーなどを使用した商品で、需要が見込まれています。
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一番手前に位置するホール「3.0」は、ハイムテキスタイルの目玉となっている展示「ハイムテキスタイル・トレンド24/25」の会場です。ハイムテキスタイルでは、新しいアイデアやイノベーションを「トレンド」としてキュレートし紹介しており、業界の指針となっています。
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今年のテーマは「New Sensitivity(新しい感性)」。
パンデミック、戦争、気候変動や災害、AIの急速な広がり。世の中の変化のスピードは益々速まり、そしてその変化は予想を遥かに超える大規模なものになっています。そうした変化に取り組んでいくために、柔らかく、新たな感性が必要とされています。
これらのテーマのもと、新たなテキスタイルの方向性として、3つのカテゴリーで紹介しています。テキスタイルの未来はすぐそこまで来ています。
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1)植物由来のテキスタイル
(Plant Based Textil )
化学的合成により生産されたものではなく、成長する植物に由来する繊維は、既存の生態系の中でより循環しやすいという利点があります。サボテン、麻、アバカ、海藻、ゴムなどから繊維を取り出す研究が進んでいます。また、バナナ、オリーブ、柿、麻などの残滓の利用も試されています。 |
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2)テクノロジー・テキスタイル
(Technological Textil )
テクノロジーによる繊維リサイクルのサポートが進められています。繊維廃棄物をリサイクルする技術を進め、循環利用を増やしていく一方、織る代わりに編むことで使用糸量を減らしたり、少ない色糸だけで複数の色を表現する織り技術など、工学的なテキスタイル・デザイン分野での工夫も進められています。 |
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3)バイオエンジニアリング・テキスタイル
(Bio-engineered Textil )
生物工学により天然成分から繊維を作り出す研究が進められています。植物を育てて繊維を取り出す代わりに、トウモロコシ、牧草、サトウキビなどに含まれるたんぱく質、炭水化物、菌から繊維を作り出します。また生分解性の高い繊維をポリエステルに加えることで、生分解性を高めるられることが分かってきています。 |
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ハイムテキスタイルで発表された各ブランドの新コレクションは、順次ショールームに入荷しています。ぜひお立ち寄りください。
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新作商品や人気コレクションを弊社取り扱いの海外ブランドと併せてご紹介いたします。
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Breegan Jane collection / CLARKE & CLARKE(イギリス)
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テキスタイルはもっと自由で伸びやかでいい。そんなメッセージが伝わってくるような新しいコレクションが、CLARKE & CLARKEより発表されました。
英国で良質なテキスタイルを販売するファミリー企業としてスタートしたCLARKE & CLAKREは、花柄やフルーツ、動物柄などのプリント生地に定評があり、根強いファンを持つブランドでした。その後コントラクト部門にも進出、的確なマーケティングと確かな品質により大きく成長し、Morris&Co.、Zoffany、Harlequinなどを率いるサンダーソン・グループの傘下となり益々発展を続けています。
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今季新たに、ロサンゼルスのインテリアデザイナーでテレビ司会者、作家としてマルチに活躍するブリーガン・ジェーンとのコラボレーション・コレクションを発表しました。
太陽の光が降り注ぐような明るさとダイナミックさを持つブリーガン・ジェーンのデザインと、モダンな英国デザインの絶妙な融合により、同社のコレクションにまた新たな魅力が加わります。「柄」がもたらすパワーやデザインの力を感じさせる、グローバルで誰にでも寄り添う爽やかなデザインです。
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